火は彼らの前を焼き、炎は彼らの後に燃える。 彼らのこない前には、 地はエデンの園のようであるが、 その去った後は荒れ果てた野のようになる。 これをのがれうるものは一つもない。
主はシオンを慰め、 またそのすべて荒れた所を慰めて、 その荒野をエデンのように、 そのさばくを主の園のようにされる。 こうして、その中に喜びと楽しみとがあり、 感謝と歌の声とがある。
主なる神は東のかた、エデンに一つの園を設けて、その造った人をそこに置かれた。
「わたしは、つむじ風をもって、彼らを未知のもろもろの国民の中に散らした。こうして彼らが去った後、この地は荒れて行き来する者もなく、この麗しい地は荒れ地となったのである」。
いなごは地の全面をおおったので、地は暗くなった。そして地のすべての青物と、雹の打ち残した木の実を、ことごとく食べたので、エジプト全国にわたって、木にも畑の青物にも、緑の物とては何も残らなかった。
それは地のおもてをおおい、人が地を見ることもできないほどになるであろう。そして雹を免れて、残されているものを食い尽し、野にはえているあなたがたの木をみな食い尽すであろう。
主なる神はこのようにわたしに示された。見よ、主なる神はさばきのために火を呼ばれた。火は大淵を焼き、また地を焼こうとした。
彼らはあなたが刈り入れた物と、 あなたの糧食とを食い尽し、 あなたのむすこ娘を食い尽し、 あなたの羊と牛を食い尽し、 あなたのぶどうの木といちじくの木を食い尽し、 またつるぎをもって、あなたが頼みとする 堅固な町々を滅ぼす」。
われらの神は来て、もだされない。 み前には焼きつくす火があり、 そのまわりには、はげしい暴風がある。
ロトが目を上げてヨルダンの低地をあまねく見わたすと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる前であったから、ゾアルまで主の園のように、またエジプトの地のように、すみずみまでよく潤っていた。
火はそのみ前に行き、 そのまわりのあだを焼きつくす。
悪は火のように燃え、 いばらと、おどろとを食い尽し、 茂りあう林を焼き、煙の柱となって巻きあがる。
万軍の主の怒りによって地は焼け、 その民は火の燃えくさのようになり、 だれもその兄弟をあわれむ者がない。
世界を荒野のようにし、その都市をこわし、 捕えた者をその家に 解き帰さなかった者であるのか』。
ニムリムの水はかわき、 草は枯れ、苗は消えて、青い物はない。
そこで人々は言う、『この荒れた地は、エデンの園のようになった。荒れ、滅び、くずれた町々は、堅固になり、人の住む所となった』と。
青虫が物を集めるようにぶんどり品は集められ、 いなごのとびつどうように、 人々はその上にとびつどう。
見よ、わたしはカルデヤびとを興す。 これはたけく、激しい国民であって、 地を縦横に行きめぐり、 自分たちのものでないすみかを奪う。